介護で使える制度は5つ!知らないと損する公的支援一覧

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介護で使える制度を調べる40代女性

「介護で使える制度って、どんなものがあるの?」と思ったことはありませんか。親の介護が突然始まったとき、使える公的支援の種類や申請方法がわからず困る方はとても多いです。この記事では、40代が知っておくべき介護の公的支援制度を5つ、わかりやすく解説します。

介護で使える制度は主に5つ|まずは全体像を把握しよう

介護で使える公的支援制度は、大きく分けると以下の5つです。

  • 介護保険制度
  • 高額介護サービス費
  • 介護休業給付金
  • 特別障害者手当
  • 成年後見制度

それぞれに対象条件や申請先が異なります。自分の状況に合った制度から順番に活用することが、介護費用を抑えるコツです。

1. 介護保険制度|介護の基本となる公的サービス

介護保険制度は、要介護状態になった人が訪問介護や施設入所などのサービスを1〜3割の自己負担で利用できる制度です。

40〜64歳は第2号被保険者として、特定疾病(がん末期・脳血管疾患など16種類)が原因の場合に対象となります。65歳以上は原因を問わず利用できます。

区分 対象年齢 適用条件
第1号被保険者 65歳以上 要介護・要支援認定を受けた人
第2号被保険者 40〜64歳 特定疾病が原因で要介護・要支援になった人

申請先は市区町村の介護保険担当窓口です。まず要介護認定の申請を行い、認定調査を経てサービスを利用できます。

2. 高額介護サービス費|月の上限を超えた分が返ってくる

高額介護サービス費とは、介護保険サービスの自己負担額が月の上限額を超えた場合に、超えた分が払い戻される制度です。

上限額は所得によって異なり、一般的な所得の方は月44,400円(2025年1月時点)が上限です。

  • 申請先:市区町村の介護保険担当窓口
  • 申請タイミング:費用を支払った翌月以降
  • 支給方法:指定口座への振り込み

一度申請すれば、翌月以降は自動的に振り込まれるケースが多いです。使い過ぎているかもと感じたら、まず窓口に相談してみましょう。

3. 介護休業給付金|仕事を休んでも収入が補填される

介護休業給付金は、家族の介護のために仕事を休んだ場合に、休業前賃金の67%を最大93日分受け取れる制度です(雇用保険から支給)。

対象となる家族は、配偶者・父母・子・祖父母・兄弟姉妹・孫・配偶者の父母です。

  • 申請先:会社経由でハローワーク
  • 申請期限:休業終了日の翌日から2ヶ月以内
  • 注意点:同一対象家族につき通算93日(3回まで分割可)

「介護のために仕事を辞めるしかない」と思う前に、まず介護休業制度を使うことを検討してください。無計画な離職は後で大きな経済的ダメージになります。

4. 特別障害者手当|重度の障害がある場合に月額給付

特別障害者手当は、重度の障害があり日常生活で常時介護が必要な方に、月額28,840円(2025年度)が支給される国の制度です。

施設に入所していない在宅の方が対象で、所得制限があります。認知症が進んで寝たきりに近い状態の親御さんが対象になるケースがあります。

  • 申請先:市区町村の障害福祉担当窓口
  • 診断書が必要(医師が記入)

こちらの制度は知られていないことが多く、申請していない方が多くいます。対象になりそうな場合は窓口に相談してみましょう。

5. 成年後見制度|判断能力が低下した親の財産を守る

成年後見制度は、認知症などで判断能力が低下した親の代わりに、後見人が財産管理や契約などを行う制度です。

親が詐欺被害に遭いそうなとき、施設入所の手続きで契約が必要なときなどに活用されます。

  • 申請先:家庭裁判所
  • 種類:任意後見(本人が元気なうちに契約)・法定後見(判断能力低下後に申立て)
  • 後見人は家族がなるケースと弁護士・司法書士がなるケースがある

費用は申立て費用(数万円〜)と後見人への報酬(月2〜6万円程度)がかかります。家族信託という選択肢もあるため、専門家への相談をおすすめします。

5つの制度を使う順番と優先度

まず最初に申請すべき制度は、介護保険制度です。要介護認定を受けることが、他の支援につながる入口になります。

優先度 制度 申請先
①最優先 介護保険制度(要介護認定) 市区町村介護保険担当
②次に確認 高額介護サービス費 同上
③仕事との両立 介護休業給付金 ハローワーク経由
④重度の場合 特別障害者手当 市区町村障害福祉担当
⑤認知症が進んだ場合 成年後見制度 家庭裁判所

いずれの制度も「知らなかったから損した」では後悔してしまいます。早めに情報収集し、使えるものは積極的に活用しましょう。※最新の支給額・条件は各窓口・自治体にご確認ください。

申請に必要な書類リスト

介護保険制度の申請には、以下の書類が一般的に必要です。

  • 介護保険要介護・要支援認定申請書(窓口で入手可)
  • 被保険者証(65歳以上の場合)または医療保険の被保険者証(40〜64歳の場合)
  • 本人確認書類
  • 主治医の氏名・医療機関名・連絡先

代理申請も可能なので、本人が動けない場合は家族が代わりに申請できます。

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まとめ

介護で使える公的支援制度は大きく5つあります。まず介護保険の要介護認定を申請し、高額介護サービス費で費用を抑えながら、仕事と介護を両立するために介護休業給付金も活用しましょう。

窓口に相談することで、自分が知らなかった支援制度を教えてもらえることも多いです。「一人で抱え込まない」ことが、40代の介護を乗り越えるための第一歩です。まずは市区町村の介護担当窓口に電話してみてください。